品質レポート:北インド、ヒマラヤのヒマリハイランドコーヒー

カリンポン産ヒマリハイランドコーヒーがインドコーヒー委員会から高評価を取得するまでのストーリーです。このブログ記事では、SCA基準で84.25点を獲得したチャンドラギリ種コーヒーの評価と、そのユニークな風味特性について掘り下げて紹介します。

HBC

6/17/20251 分読む

커피 품질 보고서
커피 품질 보고서

2024年12月初めに北インドのカリンポンにあるプレミアムアラビカコーヒー農園、ヒマリアグロコモディティーズを訪れたときについての詳細は、以下のリンクからご確認ください。

農園見学のしばらく後、農園主のリシ氏から嬉しい連絡がありました。なんと南インドのベンガルールまで飛行機で行き、インドコーヒー委員会を訪ねてきたそうです。そこでリシ氏のコーヒーは正式な評価を受け、その結果をまとめた報告書を、わざわざこちらへ送ってくれました。

コーヒー評価に詳しい方なら、このチャートを見るだけである程度お分かりになるかもしれませんが、ここでは報告内容を要約することにしたいと思います。元の報告書は英語で書かれており、AIの助けも借りながら、要点をまとめて翻訳してみました。

インドコーヒー委員会 報告書

インドコーヒー委員会によるヒマリハイランドコーヒーの評価は、スペシャルティコーヒー協会(SCA)の基準に基づき、厳密かつ客観的に行われました。今回のサンプルはチャンドラギリ種で、詳細な品質テストが行われ、その結果からこのコーヒーの特徴が明らかになりました。

チャンドラギリ種について詳しくは、関連投稿をご覧ください。

評価結果(SCA基準)

フレグランス/アロマ(8.00点)
甘く華やかなジャスミンの花を思わせる香りに、ミックスベリーやプラムのほのかな香りが混ざる

フレーバー(8.00点)
プラム、ワイングレープ、チョコレート、キャラメルが調和した豊かな味わい

酸味(7.75点)
明るく生き生きとした酸味があり、全体のバランスと爽やかさを引き立てている

ボディ(7.50点)
ミディアムプラスのボディで、なめらかでシルキーな口当たり

後味(7.50点)
グレープやプラムの甘みが余韻として長く続き、心地よいフィニッシュ

均一性・甘さ・クリーンカップ(各10点満点)
これらの項目はいずれも満点(10/10)で、一貫した品質、自然な甘み、クリアな風味が高く評価されました

総合スコア:84.25点

このスコアは、ヒマリハイランドコーヒーをスペシャルティグレードのコーヒーとして認めるものであり、リシ氏のような新興コーヒー農園にとって非常に励みとなる成果です。